瀬戸内国際芸術祭の真っ只中の10月。
泊まれる美術館があると聞き、一度は泊まってみたいと思っていた直島のホテル「ベネッセハウス」に宿泊してきました!
- 直島で宿泊を検討している方
- ベネッセハウスってどんなホテル?と思っている方
- 泊まれる美術館に行ってみたい!と思ったあなた!
はぜひ参考にしてみてください。
それでは、ベネッセハウス宿泊記行ってみます!
まずは基本情報から
「自然と建築、アート」の共生をコンセプトに美術館とホテルが一体となった施設として1992年に開業したホテル。「ミュージアム」「オーバル」「パーク」「ビーチ」の宿泊棟4棟は、それぞれの立地を生かしたや宿泊スタイルが楽しめます。
今回宿泊した宿泊棟は、「パーク」!
目の前の海と緑を感じることのできるホテルでした。
住所 | 〒761-3110 香川県香川郡直島町 琴弾地 |
電話番号 | 087-892-3223 |
ホームページ | https://benesse-artsite.jp |
駐車場 | ベネッセハウス各棟に隣接の駐車場あり |
アメニティ | バスアメニティ類、ミネラルウォーター常備 |
温泉(風呂) | なし |
WIFI | 無料 |
周辺コンビニ | なし ※ |
ラウンジ | あり |
ベネッセハウスと同様に建築家の安藤忠雄さんが建設したホテルの宿泊記はこちら
直島&ベネッセハウスまでのアクセス情報
直島までのアクセス
ベネッセハウスをはじめとする直島までのアクセスは高松港または宇野港がおすすめです。
- 高松-宮浦間 所要時間:フェリー60分 高速船30分
[料金(フェリー)]大人520円/小人260円
[料金(高速船)]大人1,220円/小人610円
[定員(フェリー)]450-500人/車=約60台
[定員(高速船)]65~96人
- 宇野-宮浦間 所要時間:フェリー20分 高速船15分
[料金(フェリー・高速船)]大人300円/小人150円
[料金(夜間便)]大人590円/小人300円
[定員(フェリー)]450-500人/車=約60台
[定員(高速船)]65~96人
港からホテルまでのアクセス
- 直島町営バス
フェリーの発着所である宮浦港から、家プロジェクトのある本村地区を経由し、つつじ荘までの間を運行。 料金:大人¥100 子供(小学生以下5歳まで)¥50
- ベネッセアートサイト直島 場内無料シャトルバス
ベネッセアートサイト直島エリア内(つつじ荘-ベネッセハウス ミュージアム-李禹煥美術館-地中美術館)を結ぶ場内無料シャトルバスを30分間隔で運行。 ※混雑予想日は15分間隔で運行。
- ベネッセハウス宿泊ゲスト 専用バス
ベネッセハウスへ宿泊の方は、ベネッセハウス宿泊ゲスト専用バスを利用可能。
ベネッセハウス パークに宿泊!ホテル内ルームツアースタート!
直島の玄関口、宮浦港からホテルの無料バスに乗って「ベネッセハウスパーク」へ到着しました。
ホテルのフロントからすぐ近くの階段を降りると杉本博司ギャラリー 時の回廊をはじめとするアート作品を見ることができます。(宿泊者無料)
これ以降はホテル宿泊者のみの入れるスペース。客室のカードキーをかざして中に入ります。
白を基調としたシンプルな廊下を進むとすぐに客室へ到着します。
この辺りは開業してから20年が経っているとは思えず綺麗でした。
今回宿泊したのが、「パークツイン」の客室。
安藤忠雄さんの建築物には珍しい木造の建築物で、木を基調とした落ち着いた雰囲気の客室でした。
部屋の広さは、28m2とそれほど広くありませんが、全室バルコニー付きのため十分快適に過ごせます。
ホテル内の客室にはテレビが置いておらず、代わりにそれぞれの客室にはアート作品が飾られています。
バルコニーから瀬戸内海の景色を眺めたり、点在するアート作品に魅入ったり、思いおもいのゆったりとした時間を過ごすことができます。
BOSE社製Blueoothスピーカーが常設されているため、音楽を流すのも良いでしょう。
寛げるこの椅子が特にお気に入り。
入り口を入ってすぐに、洗面台とポッドやコップなどのスペースがあります。
奥には、お手洗いとお風呂場があるような部屋の作りとなっています。
- 石鹸、歯磨きセット、カミソリ、ヘアブラシ、綿棒、コットン、シャワーキャップ、ヘアゴム
- ミネラルウォーター、ドリップコーヒー、煎茶・紅茶ティーバッグ、クリーム、シュガー
- ボディミルク、入浴剤
シャンプーやコンディショナー、石鹸などのバスアメニティは、タイのブランド『THANN(タン)』。
ホテルで目にするのは3回目です。相変わらず良い香り。
少し年代を感じさせる目覚ましと充電器。エアコンのONとOFFもここでできます。
パジャマとガウンはこんな感じです。
自動販売機やコンビニが近くにないぶん、冷蔵庫は気になるところ。
私たちは事前にコンビニでお菓子や飲み物を買い揃えておきました。
ギャラリーを抜け外に出ることも可能です。草間彌生さんの黄カボチャも歩いてすぐの好立地にベネッセハウスパークはあります。
ベネッセハウス周辺の美術館へ
ベネッセハウスに来たならば、訪れておきたい周辺の美術館を紹介します!
杉本博司ギャラリー 時の回廊
杉本博司ギャラリー 時の回廊
- 開館時間:11:00-15:00(最終入館14:00)
- 休館日:年中無休開館カレンダー
- 鑑賞料金:1,500円 *呈茶(お茶とお菓子)付き
※ベネッセハウスに宿泊のお客様は予約不要 ※15歳以下の方とベネッセハウスにご宿泊のお客様は鑑賞無料
ラウンジとしても利用ができる杉本博司ギャラリーでは、お茶とお菓子を楽しむことができました。(別途800円)にて。
宿泊者であれば、予約不要で無料でギャラリー内を鑑賞できるのもホテル宿泊を勧める理由の一つです。
外の景色やラウンジ内の作品を観ながらゆっくりとお茶おいただく時間が普段の日常を感じさせない特別な時間となりました。
ベネッセハウス ミュージアム
ベネッセミュージアム
- 開館時間:8:00〜21:00(最終入館20:00)
- 休館日:年中無休 開館カレンダー
- 鑑賞料金:1,300円
※15歳以下の方とベネッセハウスにご宿泊のお客様は無料
ベネッセハウスの宿泊者は、予約も必要なく無料で楽しむことのできるベネッセミュージアム。
パークから歩くこと10分。
無料のバスに乗ることも可能ですが、歩く途中に点在する作品や瀬戸内海の景色を楽しむことができるため、一度は歩いてみることをお勧めします。
ゆっくりと作品を観て回ると1時間以上はかかる展示作品たち。「自然・建築・アートの共生」がテーマとされているため、各地至る所に作品たちが展示されています。
ベネッセハウス ミュージアムの2階にあるカフェでは、軽食やドリンクが楽しめます。解放的な窓から日光を浴び、瀬戸内海の景色を眺めながら気軽に訪れることができる施設。
ベネッセハウス ミュージアムやベネッセアートサイト直島の関連書籍をはじめとするアートグッズやお土産を買うことができます。
李禹煥美術館&ヴァレーギャラリー
李禹煥美術館
- 開館時間:
- 3月1日 ~ 9月30日 10:00 ~ 18:00( 最終入館17:30 )
- 10月1日 ~ 2月末日 10:00 ~ 17:00( 最終入館16:30 )
- 休館日:月曜日 ※ ただし、祝日の場合開館、翌日休館
- 賞料金:1,050円 ※15歳以下無料
国際的評価の高いアーティスト・李禹煥と建築家・安藤忠雄のコラボレーションによる美術館。
美術館内は撮影が禁止。大きな荷物も預けることになるので注意しましょう。事前の予約は必要なさそうでしたが、ホテル宿泊者でも別途料金が発生します。
瀬戸内国際芸術祭のパスポートで鑑賞も可能です。
ヴァレーギャラリー
- 開館時間:9:30 ~ 16:00(最終入館15:30)
- 鑑賞料金:ベネッセハウス ミュージアムの入館料に含む(ヴァレーギャラリー現地でも同チケットを購入可能)
祠をイメージした小さな建物と周囲の屋外エリアで構成されたこちらのギャラリーでは、半屋外に開かれ光や風など自然エネルギーの動きも直接的に感じ取れる場所となっています。
思っていた以上に広くはなく、自然の風景の空間に上記のような丸い鉄球が立ち並ぶ不思議な空間でした。
地中美術館
地中美術館
- 開館時間:
- 3月1日 ~ 9月30日 10:00 ~ 18:00( 最終入館17:00 )
- 10月1日 ~ 2月末日 10:00 ~ 17:00( 最終入館16:00 )
- 休館日:月曜日 ※ ただし、祝日の場合開館、翌日休館 開館カレンダー
- 鑑賞料金:2,100円 ※15歳以下無料
2004年に自然と人間の考える場所として設立された「地中美術館」。
景観を損なわないように建物の大半を地下に埋没されている美術館で、館内には、クロード・モネ、ジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリアの作品が安藤忠雄設計の建物に恒久設置されています。
地中美術館内は、入り口付近以外は撮影が禁止されているため、写真でお伝えすることができませんが直島に来たなら必ずみに行ってほしい美術館です。
事前に予約も必要になるため、当日予約は避けて計画を立てて予約しておきましょう。
館内で唯一の撮影可能エリア(食事や外での風景のみ撮影可能)である地中カフェで軽食を取ることができます。
まとめ・ホテル宿泊記
今回は、瀬戸内海の島「直島」にあるアートホテル「ベネッセハウスパーク」の宿泊記をお届けいたしました。
せっかく直島に訪れたのであれば、美術館巡りやアートをめぐる旅にベネッセハウスの宿泊も加えてみてはいかがでしょうか。
以上です!
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