東京で1番大きな山である雲取山にて初テント泊をしてみました。
本格的な登山を行ったのは、以前訪れた屋久島での宮之浦岳以来。
以前の登山記事はこちら
前回の反省を踏まえ、今回はテント泊にて登山に踏み切りました!初めてのテント泊で不安や期待もありながら無理なく登山を終えられています。
今回はその登山の様子を紹介していきます!
初めてのテント泊を検討中の方、同じ登山初心者の方にはぜひ読んでいただきたいです。
登山初心者だからこその失敗談などを振り返っていきます!
雲取山 登山ルート・登山タイム
東京から雲取山へ向かうアクセス方法の中でも、1番有名な鴨沢ルートを選びました!
登山時間は長く距離もあるものの、登山道が分かりやすく、安全に登頂できると考えこのルートを選びました。
奥多摩駅(8:20)・・・鴨沢バス停(9:20)・・・小袖乗越(9:40)・・・七ツ石小屋(12:30)・・・ブナ坂(13:30)・・・奥多摩小屋跡(14:30)・・・小雲取山(15:00)・・・ 雲取山山頂(15:30)・・・雲取山荘(15:50)
帰りも同じルートで帰りました。
朝5時に出発の後、9時48分のバスで帰ることができました。
※奥多摩駅から鴨沢バス停前の登山道を利用する場合、行きと帰りのバスの乗車時刻必ずを確認しておきましょう!
雲取山に持って行った。登山道具・持ち物などを紹介
持ち物 | 内容・重さ |
ザック | [グレゴリー] GREGORY STOUT35 スタウト35 ファントムブルー |
テント | ★アトム2P(1.58kg) |
寝袋 | ★モンベル ダウンハガー650#3(824g) |
エアマット | ★ニーモテンサー(410g) |
フライングシート | ★アトム2P用 |
レインウェア | 上下一式 |
着替え | Tシャツ1枚,下着等 |
速乾タオル | よく乾くやつ。 |
手袋・帽子 | 必須。 |
エイドキット | 応急処置用、虫除け・日焼け止めもここに入れた。 |
地図 | 先輩から借りた。 |
クッカー | ★アルパインクッカー ディープ 11(247g) |
バーナー | |
ライト・テント用 | Snow peakほおずき もり(57g) GENTOS(ジェントス)ヘッドライト |
水2.5リットル | 2ℓのペットボトルと500mlの2つ。 |
アルファ米・カップ麺 | 昼用カップ麺,夜用アルファ米(ピラフ) |
お菓子、カロリーメイト | 飴,グミ |
カメラ・レンズ | カメラ1つレンズ2つおよそ(1.5kg) |
三脚 | トラベル三脚マンフロットelement(1.15kg) |
モバイル充電器 | Ankerモバイルバッテリー(400g) |
文庫本 | とりあえず読むかもしれないと思って。 |
ザックの中身を計算すると大体10kgぐらいでした。
そりゃ、重いはずだ…。
初めてのテント泊のため、いつも以上の荷物に肩が悲鳴をあげていました。
正直、一度も出番がなく終わってしまったものもあります。
荷物においての反省点。
- 個人的に水2.5リットルも必要なかったかも。
お昼ご飯や夜ご飯のために余分に水を持っていこうとたくさんの水を用意しました。
水場の数はそれほど多くありませんでしたが、途中の休憩場所である七ツ石小屋や宿泊場所の雲取山荘で水が汲めるので、少なくしても良かったと思いました。※それでも山小屋の水は貴重なので自分で持ってきた方が良いですが。
- カメラのレンズや三脚を使う場面がなかった。
もしかしたら星が撮れるかもしれない。綺麗な景色を撮りたい。と思い三脚や星を撮るためのレンズを持参しましたが、結局使うことなく登山終了。
今後の登山への良い練習になりました。笑
- ザック35Lだとギリギリ入りきらない。
初めての慣れないテント泊パッキングに加え、もともと日帰り登山用のザック。
ギリギリの調整でなんとか登山を終えることができましたが、次回までにはパッキングを上達していきたいです。
雲取山の登山道の様子・写真を交えて
8時20分頃に奥多摩駅に到着し、そのまま鴨沢バス停行きのバスに乗りました。
雲取山は、鬼滅の刃の主人公炭治郎と禰豆子の出身地ということで、車内アナウンスには禰󠄀豆子の声優鬼頭明里さんでした!
鬼滅の刃の影響ってすごいですね。
かもさわ登山道にバスが停車し、登山届けやお手洗い等を済ませいざ登山開始です。(9時20分)
住宅地を抜けるとだんだんと山の景色に変わります。
20分くらい歩くと小袖乗越に着きます。車でお越しの方はここに駐車場があるのでこちらからスタート。
道路をさらに進むと、いよいよ登山道へ。ここからは山道です。
急な登山道や足場の悪い道も特になく、ひたすら歩き登り続けます。
歩き続け3時間半。やっとの思いで七ツ石小屋へ到着しました。ここで一旦お昼休憩。
外で食べるご飯は、いつも食べてる袋麺の何倍も美味しく感じさせてくれます。
虻や蜂が多く止まるとすぐに近寄ってきます。落ち着いて休憩できない。笑
30分休憩して、雲取山へ向かいます。
思っていた以上に時間がかかったため、七ツ石山を通らず巻道でブナ坂へ。(13時30分)
踊っているように見えるダンシングツリーの木。雲取山の鴨沢登山ルートの名物です。
さらに進むとヘリコプターの緊急着陸場所が見えてきました。もうすぐブナ坂を抜けられそうです。
最後の急な坂を登り切ると、絶景が待っていました。ここが1番辛かったかもしれません。
雲が掛かってあまり景色は良くありませんでしたがそれでも良い眺めでした。
雲に覆われつつも幸い雨は降らず。そのまま登っていきます。
なんとか雲取山避難小屋にが見えてきました。
天気も回復し、雲の切れ間に青空も広がるまでに。15時頃到着。
ここから10分ほど歩いてやっと山頂です。
東京都最高峰。雲取山へ登頂しました!
長かったけど最後はあっけない感じ。この日は富士山を拝むことができず、そのまま今日の宿泊地である雲取山荘へと向かいます。
30分弱歩き、16時前に雲取山荘に到着。すぐにテント泊の手続きを行いました。
ここから初めてのテント設営です。
暗くならないうちにテントを立てようと意気込む。意外とテント泊する人は多い。
初めてのテント設営に戸惑い、30分以上かけてしまいました。
なんとかテントを完成させるとちょうど後ろから光芒が!!
ありがたい光でした。笑
持ってきたアルファ米のピラフと山荘で買ったビールで夕食。
普段あまり飲まないお酒もここでは飲んでしまう。
ちょっと一休みしようとすぐにテントに戻り20時は就寝していました。
初めてのテント泊で眠れるか心配でしたが、深い眠りはできなかったものの疲れを癒すことはできました。
安定した場所でテントを立てよう。立てた場所が斜面で少し寝づらかった。
朝4時半頃に目を覚まし、そのままテントを撤収。
疲れた体そのままに、下山の準備を始めました。
日が出てくるとあっという間に暑くなります。
今日の朝の山頂は、しっかりと富士山を拝むことができました。
いやー素晴らしい景色。登って良かった。
帰りは登りと同じルートを経由して、9時48分のバスに間に合い無事に帰宅できました。
初めてのテント泊登山終了です!
最後に
憧れだったテント泊。天候にも恵まれ無事に下山をすることができました。
今後も登山記録を続けていきたいと思います。
登山のことが好きになる1泊2日でした!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
次に挑戦したのは、紅葉時期の涸沢カール!
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