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角田光代さんの旅にまつわるおすすめエッセイや小説を紹介!

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本を読んでいるとこの作家さんのエッセイが好きだなとか、こんな旅をしてみたいなと思うことはないでしょうか。

最近読んだ旅にまつわる本の中でも、いちばん共感できる旅をしていたのが「角田光代」さん。

そこで今回は、「角田光代さんの旅物語や旅エッセイ」をまとめてみました!

  • 旅エッセイや旅の小説をお探しの方
  • 角田光代さんの旅の本を読みたい方
  • 旅行先で読む本をお探しの方

はご参考ください!それでは紹介していきます!

※今回はすべて文庫版で紹介しております。

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キッドナップ・ツアー(新潮文庫)2003/6/28

本のあらすじ

にかげつ前から行方不明のおとうさんにユウカイされた小5の少女のひと夏の旅物語。だらしない、情けない、金もないダメダメなお父さんに連れられて私の夏休みはどうなるの?夏休みに起きた娘と父親のユウカイ旅行

大人でも子どもでも気軽に読める1冊。感じ方も年齢によって変わりそう!

大人になってからはとても懐かしく、少し切ないセンチメンタルな気持ちになる1冊でした。

壊れそうでボロボロでどうしようもないけれど、離れたくないと思うのが家族なのかもしれない。

ツリーハウス(文春文庫) 2013/4/10

本のあらすじ

じいさんが死んだ夏の日、孫の良嗣は、初めて家族のルーツに興味を持った。祖父母が出会った満州へ行ってみようと決意し、ばあさんと引き篭もりの叔父さんを連れて旅に出る。旅の合間に親子三世代の歴史が家族の生い立ちが語られていく読み応えのある1冊。 

他人のそれも何人もの人生をみたような重厚感

満州に移り住んだ人たちの詳細な描写や当時の様子が目に浮かぶ。自分の両親が、祖父母がどんな人生を歩んできたかなんて正直分からないし知らない。

きっと自分らも含めそれぞれにはそれぞれのドラマがあるんだろうなあとしみじみ思った。

いつも旅のなか(角川文庫)2013/6/25

本のあらすじ

ロシアの国境で気丈な職員に怒鳴られながら激しい尿意に耐えることも。キューバで人々の体に染み込んだ音楽に驚くことも。世界中をめぐる旅を臨場感たっぷりに書き綴る1冊。旅という非日常の中の日常を探して。

海外旅行という“非日常”の中で過ごす、ふとした瞬間の日常を大切にしている。

スリル溢れる出来事や危ない出来事も勿論あるのが旅。そのどちらも魅力的に描いているので、どんどん読み進められました。

世界中で迷子になって(小学館)2016/8/10

本のあらすじ

著者の「旅」「モノ」に関するこだわりや流儀を綴るエッセイ。独自の視点や共感できることが随所に出てきて、読後感がほっこりするような温かな1冊。それぞれの旅やモノの価値観を見つめ直してみては?

見栄を張ってない等身大の旅行感がとても心地よく、著者に親近感を抱く事ができる1冊

旅行と物についてのエッセイのような本で、2つとも似ていないようで似ている価値観を持っているものだなと思いました。

降り積もる光の粒(文春文庫) 2017/5/10

本のあらすじ

旅は疲れる。旅は面倒だし、無益なことの方が多い。それでも人は旅に出てしまう。旅に取り憑かれてしまうものだ。そう語る著者が記した国内外の旅エッセイ。1から3章は短い旅の記憶を散りばめたもの。4章は、現地で感じた思いを綴るレポート。

角田さんの旅の本では毎回納得させられることが多い。旅には親役と子役がいること。空港に向かう時の気持ちと出る時の気持ち。

自分がなぜ旅が好きなのか腑に落ちたきがしました。旅を楽しむ30冊は自分も探しておきたい。

大好きな町に用がある(角川文庫) 2022/2/22

本のあらすじ

旅が苦手だけど旅好きの著者が国内外問わず訪れた先で感じたことを短くまとめたエッセイ集。ネパールでご飯を奢ってもらった僧侶、何にもないことの素晴らしさを感じたメキシコ、好きすぎて入国で怪しまれたタイなど著者の旅の記録と記憶が短いながらも心に残る1冊。

私は好きだけどあっちはそうでもないような友達との距離感のある国がある。わかる。

バスに乗ってるとここにいる人たちで生き延びるにはどうシラいいか考えてしまう。わかる。

著者の旅を追体験できた気がしました。タイ好きなのはわかった。

いきたくないのに出かけていく(角川文庫) 2022/3/23

本のあらすじ

旅はいつも億劫で、でもそれが楽しくて。 人生観が変わると言われるインドに行ったり、マラソン大会で翻弄されたスペインでの思い出。食事の時だけ集合する香港など。著者の旅の思い出を短く綴る。 

綺麗な景色や美味しいごはんを食べること、異国の文化を知ることだけでない旅の中に潜むふとした「楽しさ」が詰まった1冊です。

また、著者の旅のこだわり、ランニングのこだわりが描かれて興味深い内容でした。

まとめ

角田光代さんの旅にまつわる本をまとめてみました。

誰もが感じる旅の億劫なところや煩わしさ、それに勝る楽しさや面白さなど共感できる旅の思い出から著者独特のこだわりまで。それぞれの作品を読んでも読み飽きず、楽しく読めてしまいます!

個人的に好きな旅エッセイは、いつも旅のなか(角川文庫) がおすすめです!

以上。旅の本に悩んだらおすすめの角田光代さんの旅の本でした。

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