登山を始めてはや数年。富士山にも登り、憧れであった涸沢カールにも訪れることができ、昨年はテント泊にも挑戦できました。
いずれは雪山も…!と思っていたものの、危険度や安全面からなかなか手を出すことができなかった雪山登山。
今回は、雪山登山入門編として群馬県の赤城山へと登ってまいりました。
では、さっそく行ってみます!
登山ルート・登山タイム
東京駅から赤城山へのアクセス
アクセス:東京駅→前橋駅→前橋駅前バス停→あかぎ広場前バス停
東京駅から6時20分発のJR高崎線に乗って直通で前橋駅に8時30分ごろ到着します。
前橋駅前のバス停にて8時45分発の赤城山ビジターセンター行きに乗ります。(大体1時間ちょっと)
10時前にあかぎ広場前到着で、10時過ぎから登山開始ができそうです。
赤城山ビジターセンター発の最終便が16時40分くらいまでなので、時間に余裕はあります。
少し早めに戻って、途中の温泉施設や前橋駅近くの銭湯に入ることも可能。
東京からもアクセスが良く、日帰り登山にはちょうど良かったです。
黒檜山・駒ケ岳コース(所要時間)
- 天気:雪、曇り、時々晴れ間が見えるくらい
- 気温:−8°〜17°
あかぎ広場前バス停(10:30)=黒檜山登山口(10:50)=駒ヶ岳分岐=黒檜山(12:10)=絶景ポイント(12:15)=少し休憩=黒檜大神石碑(12:40)=駒ヶ岳(13:25)=分岐(13:40)=駒ヶ岳登山口(14:00)
登山時間はトータルで3時間くらい!雪景色や雪の感触を楽しみながら登ることができました。
赤城山に向けて購入した登山道具
雪山登山には必須のアイゼン。mont-bellにてスノースパイク10(M/Lサイズ)を購入しました。
▼登山靴もmont-bellのアルパラインクルーザー(27cm)着用。スノースパイク10のM/Lサイズでサイズ調整を行うことでちょうど良く調節することができました。
mont-bellは、初心者登山客の強い味方です。初めての雪山では一度相談してみましょう。
その他、冬用のタイツや冷え性の手を守るグローブを追加で購入しました。
この装備のおかげで登山中はほとんど寒さを感じることはありませんでした。
雪が入りやすやすい雪渓の登山のためのスパッツ。靴の中の小石や砂の侵入も防いでくれます。
また、今回の天気は雪のち曇りで時たま太陽が顔を出す程度でしたので必要ありませんでしたが、雪山登山ではサングラスもあった方が吹雪や日焼けに対応できそうです。
スパッツは下の時にあると助かるなと感じました。次回に備えて準備しておこう。
2月積雪の赤城山登山記録。
ここからは登山中の様子を紹介していきます。
土曜日の朝9:30。ほとんどが登山客のためのバスが到着しました。
それぞれが間隔を広く開けるようになったことで、少ない人数でも行列に見えてしまいます。
あかぎ広場到着後、登山道入り口まで歩きスノースパイクの取り付けを行いました。
スノースパイクの紐を自分のちょうど良いサイズの長さに調節しておくべきだったと後悔。
いきなりの雪道。
時たま雲の間から顔を出す光と雪と木々を交えて撮影。
見晴らしの良いポイントに到着。登り始めて20分。
雪が降り、風も強くなってきた。周り一面が雪景色に。
山頂付近に到着。絶景スポットは2分で着くとのことです。
この日は絶景を拝むことができず。これもこれで素敵な風景でした。
一旦戻り、分岐から駒ヶ岳を目指すことに。途中の鳥居。
山に登ると途中で上を見上げたくなります。
先ほどまで登っていた黒檜山。少し降ると晴れ間も見えてきました。
アイゼンの爪が確実に刺さりながら歩くのが慣れないため少し大変でした。足と足の間隔を少し開けて、アイゼン同士が触れ合うことで転倒してしまうのを防ぎながら歩きます。
ちょっとした登りや降りを繰り返し、駒ヶ岳まで到着しました。尚、景色は…
さらに進むとなだらかで平坦な道が続きます。景色が良くてつい近づきたくなりますが、どこまでが道か分からないため慎重に行動しましょう。
さらなる分岐から降っていくとすぐにあかぎ広場が見えてきました。
降りは意外とあっという間。14時前に下山完了です。
山頂付近から見ることのできた大沼に立ち寄ってみました。このダンゴムシみたいなテントは、ワカサギ釣りをしている方々。
凍った水の中にはアイスバブルが。正直ここが一番寒かったです。
近くのお店で温かい蕎麦を食べてバスで帰ります。
終わりに
初めての雪山登山。無事に怪我なく帰ってくることができました。
実は、バスから降りてすぐの道路で転んだので怪我はしたのですが…
今後とも初心者登山記録を続けていこうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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