今年こそ挑戦したいこと。皆さんはありますか?
新しい趣味や語学学習、資格取得、副業などあげればきりがありません。
意外としたことがない人が多いのが「ひとり旅」。
そこで今回は、
- ひとり旅に挑戦してみたい方
- ひとり旅に憧れを抱いている方
におすすめの記事です。
ひとりで旅をした旅の小説、紀行文を集めてみました。
ひとり旅初心者でも一歩踏み出せる本とひとり旅上級者それぞれのオススメを紹介していきます。
それではいってみよう!
ひとり旅初心者!初めての一人旅はこんな感じ?
ひとり旅日和 / 秋川滝美
その一歩で世界が、自分が変わる。
人見知りで要領の悪い日和は、なんとか就職した職場でもでも叱られてばかり。
自分は仕事に向いていないのではないかと悩んでいると、社長から気晴らしに旅に出ることを勧められる。
最初はひとり旅など無理だと尻込みしていたが、旅好きの先輩に後押しされ旅に出ることに。
何かを始める時に踏ん切りが付かず手を出すことができないことってありますよね。
始めてみたら意外と簡単で、新しい世界が一気に広がったり!
ひとり旅を始めたくなる1冊です。
八月の六日間 / 北村薫
日常と距離をとって、自分を見つめ直す
40歳を目前に控えた女性編集者。仕事はハードで私生活も不調気味。そんな時、山と出会う。
山の美しさや、恐ろしさ、人との出会いを経て「日常」と距離の置き方を見つけていく。
山に登りたくなる登山紀行の短編小説集。
こちらは1人登山紀行小説。日常と距離をおいて過ごせる熱中している趣味はありますか?
今から登山を始めてみたいと思っている人はぜひ一度読んでみてください。
どこでもいいからどこかへ行きたい / pha
気分を変えてちょっとそこまで旅してみては
家にいるのがどうしてもだめだ。そんな時には日常から距離をおける旅に出よう。
場所が変われば、考え方が変わる。気分が変わる。
日常生活を飛び出してふらっと外へ出る移動の旅の指南所。
旅は別に遠くに行くことだけじゃない。目的がなくたって、観光へ行かなくたって、移動することもひとつの旅。
ハードルが高く感じる「ひとり旅」もこの本を読めば少し楽になるかもしれません。脱力エッセイ。
わたしのマトカ / 片桐はいり
ちょっとふらっと北欧へ
映画「かもめ食堂」の撮影で1ヶ月間滞在した北欧の国フィンランド。
そこで出会ったシャイだけど優しい人たち、ゴムの味のする伝統的お菓子、「地獄」という名のパブ。
美しい湖や森林、サウナ、可愛らしい雑貨だけじゃない哀愁漂うフィンランドの滞在記。
撮影を終えてひとりで言葉も分からないまま農場生活をする「ファーム・アローン」の話が特に好きでした。
読んだ後に旅行から帰ってきた時のような雰囲気を感じることができます。
達人たちの旅の仕方。こんな旅をいつかしてみたい。
行商人に憧れて、ロバとモロッコを1000km歩いた男の冒険 / 春間豪太郎
こんな旅みたことない!リアルRPG物語
モロッコ1,059kmを横断した実話の冒険記。
暴れロバの「モカ」に荷台を引いてもらい、行商人のように街から街へひたすら歩く。
途中で仲間に加わる子猫や仔犬、鳥たちを引き連れ、音楽隊のようなパーティに。笑えて泣ける、衝撃の実話。
こんな旅があったのか!?まるでRPGゲームをやっているかのような旅を味わえます!
いや…こんな旅してみt…できない。
サラリーマン2.0 / 東松寛文
週末だけだって世界一周できる
広告代理店に入社し、日々の仕事に追われていた著者が1人海外旅行をきっかけに「旅」に目覚め、週末で世界中を旅行するまでに。
会社を辞めずに「週末」と「貯金」を使って、3ヶ月で5大陸18カ国制覇。
旅を通じて自分らしい生き方を見つけていくリーマントラベラーの物語。
大人になったら自由な時間がないなんてのは嘘。大人になると腰が重たくなっているだけ。
やる気さえあれば、仕事を辞めずとも世界一周できます!自分らしい旅の形を見つける1冊。
奇界紀行 / 佐藤健司
世界中の奇妙な遺産をめぐる旅
タイの海中に石像を探し、インド最高の聖者を訪ね、廃墟チェルノブイリに彷徨い、澁澤龍彦の足跡を辿り、謎の古代遺跡に呪われ、アフリカの呪術師と対峙し、南米のUFO村で人々の優しさに触れる。
そこには世にも奇妙な世界、「奇界遺産」が広がっていた。
TBS系番組「クレイジージャーニー」の出演にて話題となった写真家・佐藤健司さんによるフォトエッセイ。
地球にはまだまだ知らない不思議なものがたくさんある。
奇妙な世界を追い求める旅。探究する旅もまた素敵。
インパラの朝ユーラシア・アフリカ大陸684日/ 中村安希 著
自分で体験してみないとわからないモノがある
26歳だった著者が全てを処分してユーラシア大陸からアフリカ大陸を横断、縦断する2年間の旅に出た物語。
第7回開高健ノンフィクション賞を受賞したデビュー作品です。
危険地域と思われがちなイランやイエメンで出会ったあたたかな人々や貧困に苦しんでいると思われているアフリカ諸国で感じる心の豊かさなど体験してみないと感じることのできないリアルな旅が描かれています。
国境を越えるため偽装結婚をしたり、ボランティアをしたという既成事実を作るためマザーハウスに向かったりと大胆な行動をする紀行文。
リアルな経験は訪れてみないと分からないもの。
旅は実際に訪れてみないと!
本を読んだらチャレンジしてみよう!
今回紹介した本を読んで、今年こそは「ひとり旅」に挑戦してみてはいかがでしょうか?
何はともあれ、自分らしい旅を見つけていきましょう!
素晴らしい読書経験と旅行体験を!
以上。
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