2022年も早くも3月。第一四半期が終わりました。
世界が目まぐるしく変わり、時代の変化に押しつぶされそうです。
ということで、今日も今日とて『今月読んだ旅の本』を紹介していきます!
今月は、いきものに特化した旅エッセイ、紀行文や海外旅行に行きたくなる写真集など計6冊。
それでは行きましょう!
世界を旅する黒猫ノロ 飛行機に乗って37ヵ国へ / 平松謙三 著
黒猫ノロと一緒にヨーロッパや中東を訪れたフォトエッセイ。猫と一緒に世界中を回るためのアドバイスから美しい風景と猫の撮り方、ほっこりするような旅猫エピソードなどが満載。
読んで楽しい見て楽しい一冊です。
ー感想ー
猫が世界を旅するなんてアニメや映画だけだと思っていた。
国によって猫と人との関わり方の違いも面白かったし、何より猫が可愛い。
独りよがりじゃなくて猫ちゃんのことを第一に考えているのがよかったです。 動物と旅するハウツー本でもある。 なかなか実行することはなさそうだけど笑
旅はゲストルーム / 浦一也 著
建築家・インテリアデザイナーである著者が、世界各国のホテルの平面図を描き、そのサービスや旅の様子を記録した1冊。
本業ならではの細部まで描かれた平面図と旅の様子が伝わる本。
ー感想ー
こんな旅の楽しみ方はなかなかできないけれど、デザイナー目線でホテルの素晴らしさを感じることができます。
こんな風にホテルの家具や建築面やデザインを楽しむことができたらホテル選びも楽しそう。
旅するカラス屋 / 松原始 著
物行動学者である著者が地図を広げてみるのは、「そこにはどんなカラスがいるのか?」ということ。
カラスを調査するため、日本は秩父から屋久島、知床までフィールドワークに出かける。それは海外に行っても同じこと。ウィーンやブダペスト、ウプサラなどのヨーロッパからマレーシアのランカウイ島まで。
カラスを愛し、探求し続ける旅するカラス屋の記録。
ー感想ー
さまざまな各地に出かけカラスを探すお話も興味深いが、学会でのエピソードも面白かった。
これからカラスを見ると思い出しそうな一冊。街中で見るカラスが少し愛らしく見えるようになりました。
何かを求めて旅する旅も素敵。
水納島再訪 / 橋本倫史 著
沖縄の北部、やんばるにある「クロワッサンアイランド」と呼ばれる小さな島・水納島。沖縄と聞くとまず思い浮かべるのが観光。だけどそれだけじゃない。戦後と沖縄、そして過疎化する沖縄。
再訪を重ねてきた著者が綴る、エッセイでもありノンフィクションでもある。
ー感想ー
沖縄の離島だけでなく今の日本そのものにも通ずる問題を考えさせられた。
今生きるので精一杯だけど、未来に向けて何ができるか。 沖縄への思いを馳せる一冊でした。 普段の旅行よりも少し長い時間をかけて一ヶ所に留まる旅がしたくなる。
世界屠畜紀行/ 内澤旬子 著
人が当たり前に目にしているスーパーや焼肉屋のお肉は、だれかが屠畜(とちく)を行い、家庭の食卓に並んでいる。
世界の屠畜事情を取材し、その文化の違いや屠畜方法、動物たちの細かな違い、そこで働く人々まで詳細にレポートをしたルポルタージュ。
ー感想ー
人々が目を背けたくなる仕事だと言う人もいるかもしれないが、生きていく上で大切なこと。
働く人たちが差別を受けるのもおかしいし、残酷だと否定することも違う。
モンゴルの人たちの価値観や日本で働く方々のレポートを読むことができてよかった。また、宗教や文化があいまり屠畜に対するイメージが異なるのも興味深いです。
旅するために生きている/ 片渕ゆり 著
著者が旅をして収めた世界中のさまざまな風景や建造物を「色」をテーマにまとめた一冊。
心がときめくままに写真に収めた世界が可愛すぎる一冊。世界中を旅している感覚に浸れます。
ー感想ー
SNSで著者のことを知ったのをきっかけに買ってみました。
眺めていると海外旅行に行った時の思い出が蘇ってきました。コロナで海外旅行に行けない今手にとってほしい1冊です。
今月もあっという間に
ということで今回は3月に読んだ旅の本を紹介していきました!
あともう少しで、海外旅行が再開!待ち遠しかった風景がもうすぐです。
今のうちに予習がてら旅の本を読んでみてはいかがでしょうか?
以上です。
▼まだ体験したことのない方にぜひおすすめです!▼
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