テルマエロマエでお馴染みの漫画家・随筆家であるヤマザキマリさん。
中学生の頃のヨーロッパの一人旅にはじまり、イタリアのフィレンツェや中東のシリア、ポルトガルのリスボンに移り住んだりと世界各国を拠点に生活をしています。
今回は、そんなヤマザキマリさんの描いた旅に関する本を紹介して行きます。
世界を旅して暮らしてきたからこそ見えてくる人生観や漫画家としての表現論まで。旅に出たくなったり、移り住みたくなる本たちばかりです。その中から、厳選した6冊をご紹介していきます!
テルマエロマエも勿論おすすめだよ!
世界の果てでも漫画描き
これまで暮らしてきた国の数、30ヵ国以上。ヤマザキマリのルーツを辿る世界放浪記。第一弾のキューバ編。
イタリア在住時、絵画修復士を描いた幻のストーリー漫画デビュー作も収録。
当時の記憶を呼び起こすコミックエッセイ。第二弾エジプト・シリア編。第三弾チベット編もあります。
漫画なのでサクサク読める!旅気分!
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望遠ニッポン見聞録
小さな島国ニッポン。海外生活歴十数年の著者から見た近くて遠い故郷の習慣。
世界から見るとおかしなことだったり、褒め称えられることがたくさん。
島国の外から見ることで見えてくるニッポンを批判や卑下することなく優しく見つめるように語られます。
海外から見た日本を海外で暮らす日本人が優しく解説する!改めて日本の面白さを知れるかも!?
リスボン日記
あの漫画の創作源泉はこの街から生まれた。イタリア人姑との攻防。日本の風呂への渇望。ローマ遺跡のトキメキ。
ヨーロッパの西の果てで綴った笑いと涙溢れる日常のエッセイ集。
パワフルでエネルギッシュな暮らしにぶりになんだか元気をもらえる一冊です。
日常のひとときにある笑いと涙が満載の日記。寝る前に読むと、笑いが止まらず、なんだか元気をもらえるお話ばかり。
アジアで花咲け!なでしこたち
NHK BS-1で好評放送されたドキュメンタリーと漫画のコラボ番組『アジアで花咲け! なでしこたち』の漫画。
アジアで働く女性たちを取材現場の裏話を描いた小ネタやイラスト・写真をたっぷり掲載した一冊。
著者自身のインタビューや書き下ろし漫画も挿入され、オールカラーで読み応えのある本になっています。
アジアで働く女性たちを取材した時の記録。写真や漫画を使っているのでイメージしやすい。
今この時も、この女性たちは海外で仕事をしているんだろうか。
国境のない生き方
14歳でヨーロッパの一人旅を経験。17歳でイタリアに留学、どん底ビンボー生活を経験。
人生の苦みを味わいながらも明るく強く生きてこられたのは、「本と旅」「人との出会い」のおかげだという。
著者が語る読書経験と旅の記憶が、人生観をより強いものにさせてくれる。
地球規模で考えるヤマザキマリ的指南書。
この本を読んで、地球規模で生きていく考え方に共感し、人生が少し楽になりました。ヤマザキさんおすすめの安部公房の本も買ってしまった。
ヤマザキマリの世界逍遥録
JALグループ機内誌『SKYWARD』に大好評連載中の「ヤマザキマリの世界逍遥録」より収録された内容を単行本化。
世界を旅するヤマザキさんならではの、独自の視点で捉えた各地の魅力をイラストとともに綴っています。
「ペトラ遺跡で『インディ・ジョーンズ』」、大好きな街なかの屋台「フィレンツェの愛すべきB級グルメ」、パンダの臭いに思わず咽せ込んだ「成都でパンダを抱く」、ホノルル・ハワイ大学での「息子の卒業式」など。
1番旅に行きたくなる本かもしれない。個人的に機内誌からの単行本はハズレなし!
終わりに
今回は、漫画家ヤマザキマリさんの旅の本、エッセイ、漫画たちをご紹介しました。
世界中旅して、暮らして、生きているヤマザキマリさんだからこそ見えてくる世界観、地球規模の人生観を味わってみてはいかがでしょうか?
あー早く、旅に行きたい。旅行に行けるうちに行きましょう!
以上。
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