この世には、どうにも説明がつかない出来事やまだ解明されていない現象や生物が数多くあります。
そんな世界の不思議を求めて旅に出る方達が多くいることをご存じでしょうか?。
今回はUFOに始まり、未確認生物、旅で出会った不思議な現象などをまとめた旅の本を紹介していきます!
摩訶不思議な旅の本を読んで、世の中の森羅万象、世界のロマンを語り尽くしましょう!
さっそく紹介しています。
この世界の解明されていない真実に迫る!
空飛ぶ円盤が墜落した町へ / 佐藤健寿
「奇界遺産」の著者による奇行紀行文。単行本『X51.ORG THE ODYSSEY』に収録された内容を大幅に改変した文庫本です。
北米編とアジア編に分かれた2冊。北米編では「エリア51」「ロズウェルUFO墜落事件」の舞台となった街へ向かい真実を追い求め、南米へナチスのUFO基地「エスタンジア」の存在を探索に出かける…そこで著者が見たものとは…。
著者自信が付けたこの世界の奇妙な建築物を集めた写真集「奇界遺産」も面白くて読みたくなります!
ヒマラヤに雪男を探す / 佐藤健寿
アジア編では、ヒマラヤの雪男、チベットの地下王国「シャンバラ」、中国の謎の生物を追う旅に出ます。
嘲笑うわけでもなく、完全に否定するわけでもない。著者の一歩引いた現地レポートがどこか心地よい。白黒はっきりしないことの面白さを楽しめる人間でいたい。
著者をはじめとするTBS系列で放送されていた「クレイジージャーニー」の出演者たちの本もまとめた記事も書いてます!
幻獣ムベンベを追え / 高野秀行
著者のデビュー作。大学在住時代にアフリカのコンゴの奥地、テレ湖に住むと言われる怪獣「モケーレ・ムベンベ」を探す旅に出た冒険記。
早稲田大学探検部11名の若者たちが無謀で無茶な密林サバイバル生活に挑んだ40日間の記録。もちろんノンフィクション。
大学生でこの行動力と緻密な計画を実行する力が素晴らしいすぎる!これも一つの青春ノンフィクション文学。
怪獣記 / 高野秀行
1990年代にトルコ東部ワン湖にて、存在が話題となった怪獣「ジャナワール」。その真相に迫った怪獣探索ノンフィクション作品。
果たしてその生物は存在するのか?フェイクなのか?イスラム復興主義やクルド問題を乗り越えつつ、目の前に謎の驚くべき物体が現れた!?
取材に同行する現地のスタッフたちの掛け合いや現地のおばちゃんや胡散臭い市長?たちなど個性豊かな人たちとの出会いも面白いです。
雪男は向こうからやってきた / 角幡唯介
ヒマラヤの山奥に棲むといわれている謎の雪男。その捜査に情熱を燃やす人がいた。
60日間にわたる捜査期間のなかで、雪男を探す彼らの奇妙な体験談に引き込まれてゆく。雪男探索の物語でもあり、雪男を追い求めた人の人生の物語でもあった。
雪男に魅了されて情熱を注いだ人物の物語。角幡さんの本は、自信が記者だったこともありその取材力や考察力、分析能力が読んでいてスッと入ってくる。著者自身も、先ほどの佐藤さんのようにチベットの地下王国を探しに行く本もおすすめ。
旅先のオバケ / 椎名誠
ロシアのホテル泊まってみたらそこは心霊ホテルだった!?いわくがありげな無人島で体験した信じられない現象とは。
世界の極限地域を股にかけた著者が世界中の奇妙で面白い「旅の宿」を思い出す旅エッセイ。
世界各国のさまざまな宿に泊まっているな〜。その時に体験したお化けや不思議な話は前半のみ。後半は、モンゴルでのゲル生活など旅の宿についてのエッセイ。
水木しげるの不思議旅行 / 水木しげる
ゲゲゲの鬼太郎でお馴染みの水木しげるさんが体験した不思議な出来事を集めた22話の体験記。
先生の人生観や死生観にも言及されており、ゲゲゲの鬼太郎を知っている方なら一度は読んでみることをおすすめします。
戦時中や戦後の体験が、ゲゲゲの鬼太郎をはじめとする漫画を生み出したルーツになっているのかなあ。週刊連載で毎回妖怪やお化けの情報を集めるのも大変だったろうな。
水木漫画大全集も読んでみたい。
その他おすすめの旅の本
旅にもいろいろなテーマがあります。今回ご紹介した旅は、摩訶不思議な現象や生物を求めて旅をした紀行文ばかり。
自分では行くことのできない旅も本の中なら、著者が一緒に連れて行ってくれます!
こういう浪漫のある旅はいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
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