旅の醍醐味といえば、異国の文化に触れること。素晴らしい絶景に出会うこと。
そして、新しい料理や見たこともない食材を食べること。
と言うことで今回は、世界中の食べ物を食べた旅グルメに関する本を紹介していきます!
ありとあらゆるものを食べた紀行文から旅で出会った食に関するエッセイなど。
夜に読んだらよだれが止まらなくなる本たちです。それではいきましょう!
やっぱり食べに行こう。/ 原田マハ 著
【グルメとアートを感じられる!ゆる旅エッセイ!】
小説やアートと同じくらいに「おいしいもの」が好きな小説家の著者が、取材先で出会った「思い出の一品」を綴るグルメエッセイ。
「おいしいもの」を求めて、日本全国、世界各地へと探究心と行動力が突き動かす。
原田マハさん好きなら知りたいアート小説の裏側も!
著者のグルメとアートの情熱が伝わる一冊。人それぞれある旅のこだわりが分かるのも旅エッセイの面白い所です!
旅行者の朝食 / 米原万里 著
【食材の歴史から一風変わった料理まで集めたグルメエッセイ】
「食べるためにこそ生きる」それが著者のモットーである。
ロシアの缶詰から幻のトルコの蜜飴まで美味しくて変わった味の食材が目白押しのグルメエッセイ。
世界の食べ物は興味深いものばかり。
ジャガイモがヨーロッパやロシアで認められるまでには様々な抵抗があった…など興味深い食の歴史も学べます!
ごはんぐるり/ 西加奈子 著
【ごはんの記憶を駆け巡る旅】
カイロで暮らしていた幼少の頃のごはんの記憶。本で出会う文章で書かれたごはん。
旅の途中で思わず食べたくなるお菓子たち。著者のごはんにまつわる旅の記憶を綴ったエッセイ。
食のエッセイはその人のこだわりや人となりが見えてくる気がします。
生きる上で大切な食べること。世界の食文化や気質を感じられるお話が好きでした。
辺境メシ ヤバそうだから食べてみた / 高野秀行 著
【この世の全てを食べ尽くす?世界中の珍味が集う】
カエルの子宮、猿の脳みそ、ゴリラ肉など。ありとあらゆる世界中の珍味を食べた記録。
食文化を通じて他国の伝統を学ぶことは多々あるが、それでも受け入れられないものもある。
著者によって豪快に食べてもらえるので、面白く読むことができます!
食欲がそそられることはあまりないです。ただ、興味深い!
世界屠畜紀行 / 内澤旬子 著
【食べ物を食べる上で知ってほしいこと。】
が当たり前に目にしているスーパーや焼肉屋のお肉は、だれかが屠畜(とちく)を行い、家庭の食卓に並んでいる。
世界の屠畜事情を取材し、その文化の違いや屠畜方法、動物たちの細かな違いやそこで働く人々など詳細にレポートをしたルポルタージュ。
モンゴルの人たちの価値観や日本で働く方々のレポートを読むことができてよかった。食べることに興味があるならぜひ読んでほしい。
ときどき旅に出るカフェ / 近藤史恵 著
【世界中のデザートを食べたくなる旅小説】
世界中の珍しいメニューを提供する喫茶店「カフェ・ルーズ」。
奈良瑛子が近所で見つけたこのカフェをひとりで切り盛りしているのは、かつての同僚、葛井円だった。
足繁く通うようになったこのカフェで日常のちょっとした出来事や事件を甘くて優しいスイーツが解決する。
こんなカフェが家の近くにあったら通う。世界中を旅した気分にさせてくれる小説でした!
今日のごはんを決めてみては?
今回は、旅のグルメ・食にまつわる本を紹介しました。
次の旅行先を「食」をテーマに決めてはいかがでしょうか?
世界のグルメ図鑑 116の国と地域の名物料理を食の雑学とともに解説 / 地球の歩き方
なども面白そうですね!
以上です!
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