日本で2番目に大きな都道府県(総面積)「岩手県」
世界遺産「平泉」から宮沢賢治が生まれ育った町として知られる場所でもあります。
そんな岩手を電車で巡る1泊2日のおすすめモデルコースを紹介します!
はぜひご検討ください。それでは早速行ってみましょう。
岩手観光電車で行く車なしの1泊2日のモデルコース
- 8:00【1日目】東京から新幹線で一ノ関駅まで向かい平泉駅まで
- 10:30平泉駅で世界遺産「平泉」へ
毛越寺・中尊寺などを観光
- 14:00平泉駅から盛岡駅に向かう!
2両編成の電車に揺られる
- 15:30盛岡駅周辺をぷらぷら観光・盛岡冷麺を食べよう!
盛岡冷麺やらわんこ蕎麦食べたい。
- 18:00盛岡駅周辺ホテルに宿泊
駅前にはいくつもホテルがありました。
- 10:20【2日目】次の日、駅近くのモーニング
- 13:00盛岡駅から新花巻駅へ
- 13:40新花巻駅から山猫軒 本店へ
- 14:00宮沢賢治記念館や宮沢賢治イーハトーブ館へ
- 14:30宮沢賢治童話村を訪問
- 15:30駅に戻り帰路へ
レンタカーや乗用車を利用せずに回れる観光モデルコース。ゆったりとした時間配分なので、追加で別の観光地やお目当てのお食事処を探すこともできます!
東京駅から平泉駅までのアクセス
- 新幹線を利用する場合〈所要時間:約2時間13分〜〉
東京駅から東北新幹線一ノ関駅まで向かい、東北本線に乗り換えJR平泉駅へ
- 自家用車を利用する場合〈所要時間:5時間半〜〉
東北自動車道を平泉町祇園まで進み、平泉スマートICで東北縦貫自動車道/東北自動車道を出て国道300号までを進む
- 飛行機を利用する場合〈所要時間:約4時間〉
羽田空港から岩手花巻空港(2時間50分)までゆき、車で東北自動車道へ1時間
東京から新幹線で平泉駅〜中尊寺へ
東京から新幹線ではやぶさで2時間ちょっと、やまびこで2時間半の道のり。
一ノ関駅で乗り換えて、平泉駅の到着です。
まずは、世界遺産「平泉」の構成資産でもある毛越寺へ向かいます。
平泉駅から真っ直ぐに10分ほど歩くと毛越寺に到着です。
毛越寺。もうつうじ。
「毛(もう)越(おつ)寺(じ)」→「もうつじ」に変化→「もうつうじ」になったという。
冬の澄んだ気候の中、朝のお寺は静かでとても良い雰囲気。(12月初旬)
藤原氏二代基衡から三代秀衡の頃に造営された毛越寺は、その後建物の焼失したが、池を中心とする浄土庭園が残り重要文化財として登録されております。
毛越寺を出て、中尊寺へ向かう途中に「平泉文化遺産センター」があります。今回は立ち寄らず。
(毛越寺から中尊寺までは、歩くと30分ほど掛かるため駅まで戻ってタクシーを利用することをお勧めします。)
歩くこと30分弱。中尊寺の入り口が見えてきました。緩やかな坂になっていて、じっくりと体力が削られていきます。
月見坂と呼ばれる坂を登っていくと少し開けた場所に「東物見台」がありました。
義経・弁慶の木像を安置し、明治以降は弁慶堂と呼ばれるように。
中尊寺というのはこの山全体の総称でその本堂がこちら。中には大きな釈迦如来がありました。
目の前のお土産屋さんには看板猫がお出迎え。
中尊寺創建当初の姿を今に伝える唯一の建造物「金色堂」。堂の内外に金箔を押した「皆金色」の阿弥陀堂が有名です。(中の撮影は禁止のため、実際に足を運んでみてください)
源義経が平泉に自害し、奥州藤原氏が滅亡して500年の年に松尾芭蕉は「奥の細道」の旅に出て、あの有名な一句を詠みました。
夏草や 兵どもが 夢の跡
帰りはタクシーを使って駅に戻ろうとしたところ、「世界遺産ガイダンスセンター」を薦められ、行ってみることに。
平泉の世界遺産の成り立ちやさまざまな資料が飾られておりました。入場無料で綺麗な施設のため時間がある際には立ち寄ってみるのをおすすめします。
目の前には道の駅もありちょっとしたお食事処もあります。
帰りは歩いて10分ところにあった「無量光院跡」によってみることに。(こちらも構成資産)
夕陽が綺麗に見えそう…。
平泉駅から盛岡駅まで電車で向かいます!
JR東北本線「平泉駅」から「盛岡駅」まで乗り換えなしで1時間半電車に揺られます。
交通系ICの利用ができないため、切手を購入して乗車しました。
岩手県にまつわるご飯や名産品、方言などが描かれたコインロッカーが盛岡駅前にありました。
今回宿泊したホテルは「ダイワロイネット盛岡駅前」
駅前からのアクセスも良好で、1階にはセブンイレブンが併設されておりました。ビジネスから旅行まで幅広く利用することができるホテルです。
夜ご飯の時間まで少しあったので、盛岡駅周辺をすこしぷらぷらと散策することに。ここでも歩いて30分弱の道のりを歩き、「岩手銀行赤レンガ館」へ行きました。
入館時間は、午前10時から午後5時までです(最終入館は午後4時30分)。ギリギリの入館となりました。有料ゾーンへの入場料は大人300円。
上記のからの景色は、無料ゾーンとなります。
日もすっかり落ち寒さと暗さがより厳しくなったので、ご飯を食べに駅近くへ戻ります。
駅から歩いてすぐの場所にある「ぴょんぴょん舎」にて盛岡冷麺を頂きました。
コシの強いしっかりとした麺が、牛骨ベースと鶏ガラを混ぜた旨みたっぷりのスープ、そして辛味の効いた自家製のキムチが合わさり箸が止まらない!焼肉セットと一緒にいただきました。
美味しかった。
- 「ぴょんぴょん舎 盛岡駅前店」
- 住所:〒020-0034盛岡市盛岡駅前通9-3
- 営業時間:11:00~24:00(ラストオーダー23:00)
- 席数:250席
- HP:http://www.pyonpyonsya.co.jp/shop/shop02
盛岡駅から新花巻駅!宮沢賢治の舞台へ
2日目の朝は、盛岡駅直結のフェザンおでんせ1階にある「銀河堂1890 Sweets&Bakery」さんで朝食を食べました。
上記のモーニングは、パンふたつとドリンクがついて500円!旅行のスタートにはもってこいの立地と美味しいパンが食べられるのでおすすめです。
- 「銀河堂1890 Sweets&Bakery」
- 住所:〒020-0034 岩手県盛岡市盛岡駅前通1−44 フェザンおでんせ館 1F
- 営業時間:9:00~22:00
- 席数:30席
- HP:https://www.instagram.com/gingado1890/
新花巻駅までは盛岡駅から新幹線で移動します。(およそ10分の移動)
岩手県といえばでお馴染みらしい「福田パン」と「小岩井のカフェラテ」を買って新幹線に乗り込みました。
新花巻駅に到着してまず向かった場所は、宮沢賢治の本の世界に入り込むことのできる「山猫軒 本店」。タクシーで10分程度で到着しました。
宮沢賢治が書いた童話「注文の多い料理店」でお馴染みの「山猫軒」。
中にはお土産物屋さんとレストランがございます。
お店の中に入るのに、特別なドレスコードは必要ありません。
物語の世界に入り込んだような没入感というよりも、どこか懐かしい定食屋さんという雰囲気。
朝から食べ過ぎてしまったため、控えめに蕎麦をいただきました。
「注文の多い料理店」の台詞が書かれた壁掛けがいくつもありました。
少年時代に読んだ記憶が蘇ってきます。
- 「Wildcat House 山猫軒」
- 住所:〒025-0011 岩手県花巻市矢沢3-161-33
- 営業時間:営業時間 9:00~15:00(感染症対策に伴い)
- 席数:60席
- HP:https://www.yamanekoken.jp/wildcat-house-山猫軒/
山猫軒のすぐ目の前には、「宮沢賢治記念館」があります。宮沢賢治の原稿や愛用していたものなど、宮沢賢治にゆかりのあるものたちが並びます。
すこし歩いた先には、「宮沢賢治イーハトーブ館」もございます。
賢治作品の童話絵本や研究書、CDからビデオなどが販売されておりました。
最後に訪れたのが宮沢賢治童話村。
宮沢賢治の童話の世界に入り込む「楽習施設」。童話村は、「銀河ステーション」、「銀河ステーション広場」、「妖精の小径」、「天空の広場」、「山野草園」、そしてメインの「賢治の学校」があります。
賢治の学校は、宮沢賢治が目指したとされる心象世界「イーハトーブ」の世界を体験することのできる施設です。(所要時間30分もないくらい?)
宮沢賢治の世界に浸りたいならおすすめの施設です!
新花巻駅に戻って今回の旅は終了です。
岩手旅行の旅の終わり
今回は、岩手県を巡る1泊2日のモデルコースをご紹介しました!
短い時間でもたっぷりと岩手を満喫できるコースとなっております。世界遺産「平泉」から盛岡冷麺、宮沢賢治の世界まで思う存分楽しんでみてください。
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