ロットネスト島を日帰りで巡るサイクリング&ガイド
世界一幸せな動物と言われている「クオッカ」
そのクオッカが生息している島に訪れるために西オーストラリアのパースへ行ってきました。
今回は、クオッカの住む「ロットネスト島」の日帰りガイドをご紹介いたします!
ロットネスト島までのアクセスやチケットの購入方法、旅の記録などをまとめています。
- ロットネスト島の旅行を検討中の方
- クオッカにあいに行こうと思っている方
- パース旅行を検討中の方
はぜひ参考にしてみてください。
それでは行ってみましょう!
ロットネスト島の基本情報!
ロットネスト島とは
西オーストラリアのパースから約20kmほどの場所に位置する自然保護区。
世界一幸せな動物の住む「クオッカ」の生息地として世界中から観光客が集まる人気の観光地。
白い砂浜と美しいビーチで、散歩をしたり、泳いでみたり思いおもいの楽しみ方をし過ごすことができます。
ロットネスト島までのアクセス
パース市内からの主なアクセス方法は、パースの港からでているフェリーもしくは、フリーマントル駅からでているフェリーに乗って向かう2つの方法です。
今回は、「ロットネスエクスプレス」にて向かう方法を紹介していきます!
パース→ロットネスト島
出発 | 到着 |
パース | ロットネスト島 |
午前8時45分 | 午前10時30分(フリーマントル経由) |
午前9時30分 | 午前11時 |
パースの港からでも直接行ける!1時間30分と少し長めの船の旅。
フリーマントル駅からロットネスト島へ向かう場合には、パース駅から30分ほどでフリーマントルへ向かい、そこからロットネスト島へ向かいます。
フリーマントル→ロットネスト島
出発 | 到着 |
フリーマントル | ロットネスト島 |
午前8時30分 | 午前9時 |
午前10時 | 午前10時30分 |
フリーマントルの港からロットネスト島までは30分。船が苦手な方でもなんとか耐えられる時間だ!パース駅からの時間を含めても1時間で行けちゃう。
フェリーチケットの購入方法
①ロットネストエクスプレスより購入
ロットネストエクスプレスのサイトよりクレジットカードにて購入が可能です。翻訳機能を使えば比較的簡単に購入ができます。
公式サイト:https://rottnestexpress.com.au/JP/
フリーマントル(B-SHEDまたはNORTHPORT)からロットネスト島の往復チケット料金
月曜日から日曜日 | 乗客運賃 | 入場料 | 総運賃 |
大人 | 58.00 | 20.00 | 78.00 |
クオッカクラブ(子供4~12歳) | 無料 | 7.00 | 7.00 |
子供(4-12歳) | 32.00 | 7.00 | 39.00 |
家族(大人2名+子供2名) | 160.00 | 50.00 | 210.00 |
パース(バラック・ストリート桟橋、エリザベス・キー)からロットネスト島の往復
毎日 | 乗客運賃 | 入場料 | 島の入場料を含む総運賃 |
大人 | 99.00 | 20.00 | 119.00 |
クオッカクラブ(子供4~12歳) | 無料 | 7.00 | 7.00 |
子供(4-12歳) | 55.00 | 7.00 | 62.00 |
家族(大人2名+子供2名) | 289.00 | 50.00 | 339.00 |
乗客運賃とは別に、大人は20ドル、子供は7ドルの入島税がかかります!クオッカ達が住む環境を整備するために必要なお金。
自転車のレンタルでロットネストを体験する | 価格は114.00ドルから |
自転車とシュノーケルのレンタルでロットネストを体験 | 価格は136.00ドルから |
自転車やシュノーケルのレンタルを含めたパッケージ料金も存在します。ロットネスト島内での移動は、自転車やバスが便利なため事前に購入がおすすめです。
②オプショナルツアーで日本語サイトより購入
HPよりサイト購入が不安な方は、オプショナルツアー会社より代行購入も可能です。
料金もそれほど高いわけではないので、日本語表記で安心のツアーをお申し込みましょう。
- 【KKday】パース発ロットネスト島への往復フェリー乗船チケット
- 【KKday】フリーマントル発ロットネスト島への往復フェリー乗船チケット
- 【ベルトラ】ロットネスト島 往復フェリーチケット
- 【HIS】パース発ロットネスト島フェリーチケット
自分で購入した場合とそこまで料金は変わりません。キャンセル規定や払い戻しなどの心配がある方は、日本語サイトで購入もおすすめです!
ロットネスト島の旅記録
それでは実際に訪れた旅の記録を紹介するよ〜!
まずは、周辺ホテルからパース駅に向かいました。今回は、フリーマントルからロットネスト島へ向かうコースを選択しました。(乗船時間が30分なのは嬉しい)
フリーマントル駅までは電車で30分。電車内もそれほど混んでおらず座りながら景色を眺めていたらあっという間に到着です。(椅子は硬め)
フリーマントル駅へ着いたら少し時間があったため、街を散策いたしました。
オプショナルツアーやチケットの購入をされた方の引換場所はこちら。分かりやすくスタッフの方が教えてくださるので特に問題はございません。
今回乗船したフェリーは、1階と地下に座席があるタイプ。景色が見える席は人気のため早いうちから並んでいないと座れなさそうでした。
30分間波に揺られながら、船内のモニターでロットネスト島の注意事項や観光の説明を聞いているとあっという間に到着いたしました。
船酔いが苦手な方でも比較的大丈夫な方だと思います。(個人差もありますが…)
ロットネスト島へ到着したら、レンタルしておいた自転車とヘルメッドを受け取り自由な観光がスタートします!
ロットネスト島 サイクリングマップ
今回は、走行距離約10kmのサイクリングコース。ロットネスト島のフェリーターミナルから「サーモン・ベイ」と呼ばれる美しいビーチを通り灯台を起点に折り返す島の中を半周するコースです。
※走行されている道は舗装されているもののアップダウンが激しくなかなかのハードなコース。
サイクリングをする前に、ロットネスト島内にあるカフェで遅めの朝食兼ランチにいたしました。
写真は、目玉焼きとベーコンがトルティーヤ記事にロールされた料理。ボリューム満点でお腹いっぱいになりました。(別でフレンチフライも注文)
「DOME CAFE」は、西オーストラリアのチェーン店になるカフェのようでのちにパース市内でも見つけることができました。飲み物や軽食、ガッツリと食べられるものまで種類は豊富です。
カラスがテラスで食事をしていました。島の鳥たちも人間に慣れているのか、すぐに逃げることはありません。
カフェを出たら自転車に乗り、いよいよサイクリングの開始です。
自転車を漕ぎ出して30分。ロットネスト島の最西部にあるスポットに到着。曇り空でしたがそれでも透明度が高い海でした。
ロットネスト島内も一部観光列車が走っています。世界共通で走っているとなぜだか手を振りたくなってしまいます。
ひたすらアップダウンの激しい一本道を進み続けます。途中で押して歩く人もいました。普段運動や自転車を漕ぐのに慣れていないかたには堪えます。
再び自転車を走らせること数十分。ロットネスト島の南東部に位置する「パーカー・ポイント」と呼ばれるビーチポイントへ訪れました。
観光バスの停留所にもなっているので、自転車で移動しない方でも訪れることができます。
果てしない1本道はまだまだ続きます。
さらに自転車を走らせると「リトル・サーモン湾」に到着しました。ロットネスト島の中でも一番美しいと言われているビーチです。
残念なことにこの辺りから雨が降り始め、雨宿りする場所もなくひたすら灯台を目指すことにし、足早に次の場所へ向かうこととなりました。
ロットネスト島の至る所に絶景ビーチが点在しております。快晴だったらなお素晴らしかったことでしょう…。曇りでもこの美しさ。
やっとの思いで折り返し地点の「ワジャマップ灯台」に到着いたしました。
到着とほぼ同時に大雨と雷に襲われ、なんとか灯台の下で雨宿りをすることができました。
突然の雷やスコールが島全体を包み込み、数十分経過。なんとか雨が止みだすとここではじめてロットネスト島の妖精に出会うことができました。
サイクリング中は、クオッカたちにほとんど出会うことができずでした。フェリーで頂いた地図にも観光客が集まるエリアにいることが多いようです。
もし出会えたとしたら、他の観光客の方たちが集まっていることが多いのですぐに分かります。
再び雨が降り出しそうだったため、急いでスタート地点へ戻ります。ピンクレイクと呼ばれるプランクトン?の死骸などができた影響でピンク色に見える湖などを通りました。
(正直に肉眼ではほとんどピンクに見えません。遠くから見たり天気によっても変化はしそう)
ロットネスト島の中心地へ戻ってくるとあちらこちらにクオッカたちがいました。
クオッカは夜行性のため、朝や日中は姿を出さないことが多いそう。お昼過ぎに雨が上がったこともあって餌を求めて出てきたようです。
クオッカに出会っても、下記のことは注意しましょう!
- クオッカへは触らない
- クオッカへ餌を与えない
クオッカはサルモネラ菌を保有しているため、人間が触ってしまい口や目を介して体内に入り込むと病気になる恐れがあります。万が一触ってしまった場合には、すぐに手を洗うようにしましょう。
また、クオッカは人懐っこく人間にも慣れているため近寄ってくる子もいます。無闇にエサを与えると消化不良を起こし場合によっては亡くなってしまうこともあるため安易な餌やりは厳禁。
絶滅危惧種でもあるクオッカとは正しい距離で接しましょう。
食べ疲れをしたクオッカ。15時くらいになると一旦寝ている子達も増えます。
夕方になるにつれ、どんどん活発になっていくクオッカたち。時間が取れるなら、ロットネスト島へ1泊宿泊がおすすめです。
名残惜しくも、ロットネスト島からのお別れの時間が…
こちらにてロットネスト島の旅の記録は終了となります。
「ロットネスト島」はパース旅行には必須の観光スポット!
今回は、ロットネスト島へのアクセス方法やフェリーチケットの購入方法、日帰り観光ガイドを紹介いたしました!
パース旅行では必ず訪れたい場所のため、事前の参考になれば幸いです。
皆様も世界一幸せな動物と言われるクオッカに会いに行ってみてはいかがでしょうか。
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