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2022年9月に読んだ旅の本を紹介します!【旅エッセイ・紀行文など】

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9月といえば台風、残暑、夏休み明けの憂鬱な気分

パッと思い浮かんだ9月のイメージを並べてみるとあまり良い印象ではありません。

けれども残暑や台風の蒸し暑さの中でも、夜風が気持ち良く感じれる瞬間があり、短い秋を先取りして楽しめるのが9月の良いところです。

読書の秋に向けて気になっている本を読んでみてはいかがでしょうか。

ということで9月に読んだ旅の本を紹介していきます!!

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飛び立つ季節 旅のつばくろ /  沢木耕太郎 著

『深夜特急』の著者でお馴染みの沢木耕太郎さんが旅した国内の旅エッセイ集

16歳のとき初めて一人で旅した秋田県男鹿半島や吉永小百合と語り合った伊豆の修善寺……。「かつて」と「いま」が交差する旅。

自由に移動ができなくなったからこそ、改めて国内に目を向けてみてはいかがでしょうか。

ここ数年、厳しい制約のもとそれぞれの意見が分かれながらも「移動すること」「自由に動けること」のありがたみを知った期間となりました。

自分のこれまでの旅を振り返る良い期間となったとポジティブに捉え、新たなる旅の準備を始めようと思います。

北欧こじらせ日記  / 週末北欧部  chika 著

フルカラーで全編書き下ろしのコミックエッセイ!北欧好きを拗らせた会社員が人生に悩み迷いながらも突き進む夢の道。

フィンランドを目指して奮闘する記録。

フィンランドの魅力を語り尽くしたエッセイで、日本にいながら北欧ライフを楽しむコツやフィンランドでの楽しみ方を伝授。前向きに全力で楽しむ姿に元気をもらえる一冊です。

Kindle unlimitedを利用して読みました。北欧の魅力に取りつかれた著者が移住に向けて奮闘する姿に勇気と元気をもらえます。

続編も出ているので読んでみようと思いました。

メガロマニア (角川文庫) / 恩田陸 著

メキシコ、グアテマラ、ペルーを訪れた著者の南米旅行記

古代の遺跡をめぐり物語の種を探した取材紀行。物語を書く作家が見た特別な視点ということよりも著者自身のありのままの感じたことが書かれているエッセイに近い1冊です。

古代遺跡の詳細やハラハラする展開というものは少ないが、インカ帝国やマヤ文明などワクワクさせてくれる遺跡の雰囲気は伝わりました。

過去の文明と現代は繋がっているようで繋がっていない。というニュアンスの言葉になるほどなと思わせてくれるところもあり、面白く読み進められます。

ぶらり、世界の家事探訪<ヨーロッパ編> (だいわ文庫) / 阿部絢子 著

ヨーロッパ5カ国でホームステイをしてみて感じた各国の暮らしと生活の記録

70歳を超えた生活研究家の著者がヨーロッパ各地で生活をして感じた発見や生きる上で大切なこととは。

フランスのカフェ、フィンランドで感じたシンプルな暮らし、火事を外注するポーランド、ノルウェーのパンカット機、イタリアの素晴らしき家事男子のそれぞれの生活を垣間見れることができます。

日本で暮らしていると当たり前に感じていることでも世界で見たら特別なことがたくさんあります。

男性はこうあるべき、女性はこうしないとみたいな考え方がなくなるような世の中が良いですね。何かを目的とした旅は面白い。

【番外編】るるぶ沖縄’23 / るるぶ情報版(国内) 

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最後に

2022年も折り返しを過ぎ、秋の匂いを感じる季節となりました!

涼しくなった夜に少し窓を開けながら読書はいかがでしょう。

来月もたくさんの本に出会い、さまざまな場所へ旅行に出かけられることを願います!

以上です。

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