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最近読んだ旅行記・旅の本を紹介したい。【2021年12月版】

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今年最後になります!旅の本を紹介したいシリーズ今月の旅の本

いつも手にとってしまう山歩きの旅の本から飛行機が苦手な方には共感する場面が多数の旅エッセイなどを集めた7冊。

それでは早速紹介していきます!

クオッカ
クオッカ

今月ラスト、行ってみよう!!

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八月の六日間 / 北村 薫 著

ー本のあらすじー

40歳を目前に控えた女性編集者。仕事はハードで私生活も不調気味。そんな時、山と出会う

山の美しさや、恐ろしさ、人との出会いを経て「日常」と距離の置き方を見つけていく

山に登りたくなる登山紀行の短編小説集。

ー感想ー

 山に登っても日常生活の嫌なことを忘れられる訳じゃない。むしろ登りは辛いしお風呂にも入れない。

決して楽しいだけのものじゃないけど、自分と向き合う時間や何も考えずに登り続ける時間が、終わってみると満足感があるもの。

著者自身は山に登った経験がないのにも関わらず、これらの描写を書いたとは思えないほど登山欲を掻き立てられる。山好きはもちろん、まだ山に魅せられていない方にもおすすめです。

酩酊混乱紀行 『恐怖の報酬』日記 イギリス・アイルランド / 恩田 陸 著

ー本のあらすじー

イギリスとアイルランドには行きたい。でも飛行機には絶対に乗りたくない

飛行機嫌いの著者が初めて海外に取材の旅に出かけた紀行文

イギリスとアイルランドの情景と飛行機嫌いの様子が伝わる恩田陸の初のエッセイ集

ー感想ー

知り合いにも飛行機が苦手な人がいるが、こんな気持ちなんだろうなと理解ができた。

イギリスとアイルランドの旅行紀もパブの様子や街の雰囲気が伝わり、一緒に旅をしているようだった。 作家の人が旅行にいく理由が納得なのと、物語が生まれる瞬間を垣間見れて面白い

北緯66.6° 北欧ラップランド歩き旅 / 森山伸也 著

ー本のあらすじー

好きなところを歩いたっていい。好きなところで寝たっていい。

世界でいちばん自由に歩ける道!?ラップランドで自分と道と対話する。

北欧3国にまたがるラップランドの荒野をただひたすら歩くロングトレイル旅

ー感想ー

好きなところで寝て好きなところで焚き火ができる。日本と北欧のアウトドア文化の違いロングトレイルを行うことの考え方が面白かった。(少しクセが強い気がするけど、基本的にコミカルでサクッと読めてしまう。)

基本的にほとんど人と会うことがないので、自分との対話、自然との対話が多い

たまに出会う地元の人たちの多くは語らず、優しく諭してくれるような関係性も好きでした。

モンテレッジォ小さな村の旅する本屋の物語 / 内田洋子 著

ー本のあらすじー

人々にとって本が遠い存在だった時代

イタリアはトスカーナ地方の山奥の村にイタリア中に本を届ける人々がいた。本を運び、広めたなもなき人々の歴史が明らかになる!

小さな村、モンテレッジィオに実際に足を運び取材を行った著者渾身の歴史ノンフィクション作品

ー感想ー

イタリアの山奥、トスカーナ州にある村“モンテレジオ”。

今でこそ当たり前に読み書きができて、家にいながら本が読める時代になった。そうでない時代、物事を広く伝聞させるため、未知の見識を広げるため人々は本を求めた。

本のルーツを、本のありがたみを、改めて感じることができるとは思わなかった。 本を選ぶ時のワクワクは、今も昔も同じなんだなあ。

 ノーザンライツ/ 星野道夫 著

ー本のあらすじー

ノーザンライツとはオーロラ。アラスカの空に輝く北極光のことである

運命としてアラスカに引き寄せられ、その地で自然や動物たちと共生する人たちの物語。 

アラスカを愛し続けた著者の遺作

ー感想ー

改革が始まるアラスカの時代を生きた女性パイロットたち。核実験場計画に翻弄されて信念を貫いた男伝説のパイロットや郵便配達、白人のエスキモー、墓守まで。

さまざまな人たちの歴史を通じてアラスカを感じさせくれる。胸を打たれるエピソードが多数の著者の遺作

「人はいつも、それぞれの光を捜し求める、長い旅の途上」 これを心の格言にしようと思う。

一度だけ/ 益田ミリ 著

ー本のあらすじー

介護ヘルパーとして働く離婚した姉は、派遣社員として働く10年以上彼氏のいない妹と暮らしている。

ある日、妹は叔母に誘われブラジル旅行に。なぜ自分ではなく妹なのか。

姉は、悶々とした日々を過ごす中で毎日新しいことに挑戦することに決めた。 

ー感想ー

フィクションなんだけど、「わかるな~」と思える場面がいくつもある。そんなにうまくはいかないもの。輝いてる人が妬ましく羨ましく感じる。背伸びをしてしまう。でも、そんなもん。

それでも救いがあるかもと思って今を生きる。 きっとそんなメッセージはない。

丘の上の賢人/ 原田マハ 著

ー本のあらすじー

著者の本『旅屋おかえり』の幻の札幌・小樽編。元アイドルで旅の代行人のおかえりが次に訪れたのは北海道。

ある動画に映っている人物がかつての恋人かどうか確かめてほしいという依頼。依頼人の地元であり、初恋の人と過ごし、家族である姉との思い出残る地へおかえりが旅をする。

北海道旅エッセイ&おかえりデビュー前夜を描いた漫画も収録した特別編!

ー感想ー

仕事とはいえ、おかえりの旅の醍醐味である楽しむことを忘れない姿が素敵です。恋人や家族、友人や誰でも「おかえり」と言ってくれる場所や日常がある限りそこは“ふるさと”なんだと思います! おかえりの原点となったマンガやフーテンのマハも素敵なお話でした。

その他、原田マハの旅の本はこちら!!!

今年の終わりに

今年もたくさんの本に出会うことができました。

この記事や他の本の記事を読んでくれた方が素敵な本と出会えたら嬉しいです

来年も良い読書ライフ!旅の本を紹介出来たら良いなと思います。

そろそろ、海外旅行にも出かけたい…

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